はじめに
夏休みの自由研究、何をしたらよいか悩みませんか?
2017年3月に発表された新学習指導要領で、2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されることが明示されました。(新しく『プログラミング』という教科が作られるわけではありません)
一足先に、プログラミングでなにができるのかを勉強して、夏休みの自由研究で発表してみてはいかがでしょう。
夏休みの課題に適しているのは、「Scratch(スクラッチ)」と「micro:bit(マイクロビット)」です。
Scratchについて
Scratch(スクラッチ)は、MIT(マサチューセッツ工科大学)が開発した子ども向けの感覚的に扱えるビジュアルプログラミング言語です。英語・日本語など、幅広い言語に対応しています。
Scratch の特徴としてプログラミングは、スクリプトとして用意されたブロックを組み立てて行います。
文字列ばかりの難しいプログラミングとは違い、直感でブロックを組み立ててゲーム、物語などを作ることができます。
micro:bitについて
micro:bit(マイクロビット)は、25個のLED、2個のボタンスイッチ、明るさセンサー、加速度センサー、磁力センサー、無線通信機能などがついている小さなコンピューターです。
あらかじめ搭載されているセンサーを使って状態の変化を検知したり、LEDを光らせたり、音を鳴らしたり、モノを動かしたりできます。
micro:bitでプログラミングすることにより、普段の生活のさまざまな場所でプログラムが動いているのを身近に感じてもらえると思います。
夏休みの宿題のひとつとして
Scratch(スクラッチ)で、ゲームや物語をプログラミングしてみるのもいいですし、micro:bit(マイクロビット)で電子工作をしてみるのもいいですね。
CoderDojo尾張では、夏休みの課題提出の助けとなるような用意(Scratchの設計書、など)もありますので、うまくご活用いただけると幸いです。
夏休みの開催予定
各回リンク先のConnpassから申し込みください。
続けて参加さる方も、お手数ですが毎回申し込みください。
CoderDojo尾張について
CoderDojo Owari は 愛知県岩倉市を中心に(岩倉市・一宮市・小牧市・稲沢市の子ども向けに)、CoderDojo の理念に共感したメンバーにより発足したボランティアグループです。2017年4月より毎月、岩倉市生涯学習センターでCoderDojoを開催しています。 教えることが目的の「プログラミング教室」とは違い、子どもがのびのびとプログラミングに触れることが出来る環境を無料で提供しています。
カリキュラムなどは用意せず、自分がやりたいこと、作りたいものをメンター(指導者)や仲間と一緒に考えてプログラミングを行います。取り組んでいく過程でわからないことや疑問に思ったことなどは、いつでもメンター(指導者)に相談できます。