CoderDojo Owari とは
CoderDojo Owari は世界で広がっている CoderDojo の活動に賛成したメンバーにより発足したボランティアグループで、2017年4月より愛知県岩倉市を中心に、毎月 CoderDojo を開催します。
このページでは、CoderDojo Owari のなりたちを紹介します。
CoderDojo とは
CoderDojo とは学校のように、先生が生徒に教材を与えて、知識を詰め込むということはしません。
子どもが自発的にプログラミングを、学び、使い、発表するという機会を与えるために生まれたプログラミング道場です。
対象は7歳から17歳の子どもです。
CoderDojo のメンバー
プログラミング道場に参加する子どもを Ninja (ニンジャ) と呼びます。
ニンジャのサポートを行う大人たちを Mentor (メンター / 指導者) と呼びます。
そして、プログラミング道場を主催している人を Champion (チャンピオン) と呼びます。
CoderDojo Owari では、CoderDojo の仕組みに加えて、サポーターとスポンサーも設けています。
サポーターとは、自分はメンター (指導者) ほどのスキルはないけれど、道場の告知、会場の申込・準備・写真撮影などの運営のお手伝いをしていただける方をいいます。
スポンサーとは、プログラミング道場にかかる会場費などの経費をサポートしてくれる個人・会社のことです。
CoderDojo の仕組み
ニンジャは道場がサポートできる様々なプログラミングに関するプロジェクトを自発的に取り組みます。
メンターはニンジャのプロジェクトをサポートします。
チャンピオンが、プログラミング道場の場所を提供します。
CoderDojo でできること
CoderDojo Owari では、子ども向けプログラミングツールを使ったゲーム・アニメーション制作・電子工作を行うことが出来ます。
※ 現在 CoderDojo Owari では、お手伝いしていただけるメンター・サポーターも募集しています。
CoderDojo と CoderDojo Owari の歴史
CoderDojo のはじまり
CoderDojo とは 2011 年にアイルランドで始まった子どもたちにプログラミングの楽しさを与える環境を作ろうと始まった非営利の活動です。
時は、2011年、アイルランドで iPod Nano をハッキングして有名になった高校生 James Whelton (ジェームズ) さんがいました。有名人になった彼のところに同じ学校の高校生がプログラミングを教えてほしいとやってくるようになり、ウェブサイトの基本である HTML や CSS を教えるコンピュータークラブを立ち上げました。
そして、その活動を知った起業家で慈善事業にも力を入れている Bill Liao (ビル) さんと出会い、2人で CoderDojo をスタートすることになりました。
最初の CoderDojo は2011年7月にアイルランドのコークという地方都市で開催され、大成功を収めました。
しばらく開催すると首都ダブリンなど、遠くの地域からもわざわざ定期的に CoderDojo に足を運んでくる人たちがたくさんいることに気づいた彼らは、自分たちの CoderDojo の開催ノウハウを、オープンソースとして公開しました。
オープンソースとは、簡単に言うと、ノウハウを無料で公開し、シェアすることです。
2013年、CoderDojo Foundation という非営利の団体がアイルランドで組織され、より大きく普及が進んでいます。
「CoderDojo 憲章」という基本ルールが作られました。 「CoderDojo 憲章」に合意し、CoderDojo Foundation と契約を結んだ人であれば、誰でも CoderDojo を開催できるようになりました。
そこから日本を含めて世界中に Dojo が生まれました。
CoderDojo Foundation から、CoderDojo という名前とロゴの使用を契約で許可されています。名前とロゴの使用の許可と、CoderDojo 憲章を守ってはいるもののすべての Dojo が同じではありません。
各 Dojo は独自で体制とカリキュラムを組んで運営しています。
CoderDojo 日本での活動
日本 (アジア) で初めての CoderDojo は 2012年4月に東京の下北沢オープンソースカフェで始まりました。
日本の CoderDojo は、2021年9月現在、234 の Dojo が開催されています。
日本での CoderDojo は、プロの教育者ではないエンジニア・プログラマー・お父さん・ママさん・学生さん・定年退職された方など、様々な方がチャンピオンやメンターとして活動しています。
CoderDojo Owari のなりたち
CoderDojo Owari は、小牧、常滑、岩倉、稲沢、大垣で子ども向けプログラミング教育に興味を持ったメンバーが始めよう集まって始まったグループです。
IT系会社の経営者、フリーランス、プログラマー、デザイナー、お母さんが集まって、CoderDojo を始めたいという話になりスタートしました。
CoderDojo Owari 名前の由来
当初 CoderDojo Owari の場所を、小牧、岩倉、一宮のどちらでしようか検討していたので、どこでも開催できるよう、「尾張 (Owari)」にしました。
CoderDojo メンターの紹介
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